2018年4月10日火曜日

職人不足の理由。

賃貸物件本体が完成しますと、外構工事にかかることになります。
駐車場・駐輪場・擁壁・ゴミステーション・コンクリートブロック積やフェンスなどなど・・・

このところ良く聞くのが、コンクリートブロックを積む職人がいないとのこと。

私たちは、施主と打ち合わせてハウスメーカー相手の外構業者や土木専門建設会社に発注します。
そこから専門業者は、工事内容によりいくつもの枝分かれをして自社の職人に加えて各専門の職人たちに発注され管理していきます。

コンクリートブロックを積む職人がいないのは、儲からない上に重くて体がきつい訳でドンドン廃業し後継ぐ者がいなくて不足しているということです。

さらに通常の左官業のような長い修業時間を要しないため、短時間で参入できるので単価が下落しやすいんですね。

このほかにも職人不足の業種は増えていますが、単価は一向に上がらない。
廻りが上がらないから私たちも施主の手前あげられない。
そうすると後継ぐ者はいなくなるというサイクルですね。

しかし、商社が扱う建材などは値上げもありますし、現に大手ゼネコンは建設資材の高騰といって受注単価を大幅に上げている模様。
問題はそこから下へ下へ発注する際にどこかでデフレ圧力がかかり単価が上がらない。

これらのしくみにより、孫請けやその下の会社、もっと言えばそこからさらに下の職人たちは、現在のように公共工事が活況でなくなると倒産の危機にさらされることになります。

なので、職人不足のまま、ドンドン進んでいけばどこかで単価が上がったり、革新的な他の工程に移行していくはずなのですが・・・

職人離れの理由のもう一つは、画一的な仕事が増えたということでしょうか。
本来の専門的な職人技能は、誇りあるカッコイイ仕事だと思いますね。