見えないところに、こだわる。

私は高校生の時、原付に乗っていました。原付と言ってもスクーターではなく、スポーツタイプのヤツです。

大型バイクを無理やり小さくしたようなデザインフォルムなのですが・・・16歳にしては十分ときめきました。

原付というのは50ccな訳です。凄く小さなエンジンで、各メーカーとも2サイクルと言ってピストンが2回行ったり来たりする時に燃焼するタイプが主流です。音もビーンと甲高いやつです。

しかしホンダだけは、4サイクルでした。ピストンが4回行ったり来たりする時に燃焼するのでエンジン音も低く太い。本田宗一郎は2サイクルはマシンではないと言って作りませんでした。(宗一郎が亡くなると、すぐに2サイクルを作り始めましたが・・・)

4サイクルは2サイクルに比べてコストがかさむ為、価格の低い小さな排気量はホンダ以外ほとんど2サイクルで作られていた訳です。

私は、バイク通の友人にホンダのバイクにしようかと思うと相談したところ、ホンダの意外な魅力を教えてくれました。

バイク通の友人は、ホンダは見えないところまで綺麗に塗装されているので良いと言っていました。ガソリンタンクやマフラーなど、普段見えないが、はずした時もきれいだという。

私が惹かれたホンダとは違うところの接点であったが、この友人の言葉には説得力があり、決断することができました。

この写真は、SKIP HOUSE SEAL のスキップルームの様子です。この左側に化粧階段がつきます。

先日、大工さんがこの階段を組み立てていたのですが、踏板を留める金具の種類にこだわって中断していただきました。

色とビスのカタチです。普段この階段を使用している時は見えません。でも掃除しようと覗き込むとその金物が見えるわけです。
その時に綺麗に合わせた色と化粧のビスが見えるわけです。

作り手の気持ちといいますか、ホンダに見習いたいですね。
もうじき化粧階段がつきます。その時、金物とビスを紹介しますね。。。
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