空室率をどう捉えるか ?


空室率の増加が社会問題となっていますが、これらの増加と大家さんのリスクは一致しないと考えています。
 
総務省の統計調査では平成25年空き家総数820万戸、賃貸用446万戸となっており年々増加しています。
 
賃貸用空室率は全国平均約19%となっていて都市に比べ地方ほど空室率は高くなります。だから四国なんかでの賃貸ビジネスは難しい~となってしまいがち・・・

 次の表は、総務省の賃貸用空き家と建築時期別を記したものです。
 
空き家の中には高度成長期に造られた、いわゆる公営団地(今ではライフスタイルが合わない)も含まれています。
さらに、建築時期不詳という空室率が43%もあります。いつ建てられたのか解らないようなモノまで入れて騒いでいるのです。
はっきり言ってリフォームや建て替え時期が明らかに来ているのに放置されている物件の多いこと・・・
トータルの数字だけ見るのではなく、その中身がどう分かれているのかが重要だと考えます。(空室の詳細までの統計は今もってない)

 この建築時期不詳だけを除いて空室率を出し直すと約19%が約12%台という結果になります。
しかし、だからと言って低リスクと言えないのが賃貸ビジネスではないでしょうか?

 なぜなら、賃貸ビジネス(大家さん)とは、事業だからです。事業とは様々な必要項目に対してのバランスが大切です。事業を低リスクにするためには、一つや二つではないトータルの事業計画が必要でそれを丁寧に一つずつ練り上げることでリスクが減っていきます。
 
賃貸ビジネス成功の第一歩は、「事業と捉える」が本質ではないでしょうか ?
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